12月14日になると、毎年そわそわしてしまいます。あの時を思い出すから。そう、ウィルコムから、スマートフォン「W-ZERO3」が2005年12月14日に発売されたのです。あの発売日のワクワク感は忘れられません。有楽町ビックカメラに、500名近い行列ができ、その中に私もいました。
日本市場からPDAが死滅してしまい、海外版スマートフォンを日本語化して、通信ができないためPDAとして使うしかなかったあの時代に、「W-ZERO3」は救世主の如く登場したのです。
最近、イベントで初対面の方から「W-ZERO3の伊藤さんですか？」と声をかけられる機会が多くなってきています。まだ、W-ZERO3を使っていた世代が残っているんですね。出版業界などはiPhone以降の世代の方が増えており、私は化石のような扱いになっています。
まだまだ、あのW-ZERO3の熱狂が自分の中に残っています。その感動をもう一度味わいたい、そんな思いで、毎日モバイルを活用しています。
