【オールドレンズをAF撮影】TECHART LM-EA7をファームアップしたのでロシアシネレンズPO3-3Mで試したら快適すぎた【α7II】

オールドレンズは基本マニュアルレンズです。この古いレンズをオートフォーカスで撮影する方法があります。オートフォーカス機能付きのマウントアダプターを利用します。仕組みとしては、カメラのAF機能を、マウントアダプターのヘリコイドに伝えて、ピントリングの代わりに使う、という斜め上のアイデアになっています。

代表的な商品として、TECHART LM-EA7があります。こちらの商品は、ライカMマウントのレンズを、ソニーのα7II以降のカメラでAF利用ができるマウントアダプターになっています。

 さらに斜め上の使い方としては、マウントアダプターを2段積みにしてライカMマウントに変換すれば、キヤノンFDマウント、ニコンFマウント、M42マウントなど多様なレンズがAFで使えるようになります。まさに、オールドレンズユーザーにとって、夢のマウントアダプターです。実は、このマウントアダプターが使いたくて、α7からα7IIに変更しました。

さて、このLM-EA7の新たらしいファームが公開されていました。基本は新機種対応ですが、一応ファームアップしてみました。作業は、スマートフォン経由で、スマートフォンアプリにて行います。ちなみに、私の場合、Androidでうまくいかなかったので、iPhoneで行いました。時間は結構かかりますが、無事完了。

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早速、ライカLマウントに改造してあるロシアシネレンズPO3-3M 50mm F2で使ってみました。

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使ってみると、あまりに快適で驚きました。ライカsummicorn 5cm F2やミノルタM-ROKKOR 40mm F2で使ったときは、フォーカスが甘めだったのでF4まで絞って使っていましたが、PO3-3Mは開放F2でほぼピントが合います。コントラストが高いせいでしょうか。あまりに快適なので、このマウントアダプターLM-EA7はPO3-3M専用にしようと思っています。

 



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