【オールドレンズとEOS 5D】ミラー干渉のQBMマウントRollei-HFT Planar 50mm F1.8でミラーアップにて無限遠が撮れた

QBMマウントRollei Planar 50mm F1.8をEOS 5Dで使っています。カラーウルトロンと兄弟レンズという噂のあるレンズで、独特のHFTコーティングが魅力のレンズです。

ただ、EOS 5Dでは、無限遠でミラー干渉が発生してしまいます。しばらく近接専用で使っていたのですが、FaceBookにてEOS 5Dにてミラーアップ撮影で無限遠の撮影が可能、とアドバイスをいただき、試してみました。

設定で、ミラーアップを有効にします。

2018-06-14_09-26-21

実際の撮影方法は以下にようにやってみました。ミラーアップしてファインダーが真っ暗な状態で無限遠に合わせて撮影しますので、絞りはF8以上が良いようです。

ピントを近接にしたままで構図を決める→シャッター1回目でミラーアップ→ファインダーは真っ暗に。カメラを固定したまま。→ピントを無限遠に→シャッター2回目を押す→ピントを近接にするとミラーが降りる

手間はかかりますが、無限遠で撮影ができるようになりましたので、10mまではファインダーにて、遠景を撮るときはミラーアップで、と使い分ければ、使えないことはないですね。コツとしては、右目でファインダーを覗いて構図を決めて、右目は真っ暗になるので、構えたまま左目で外を見て、シャッターを押す、という感じです。

ミラーアップは、シャッターによるミラー振動を起こさせたくないときに利用するようで、普通は三脚とレリーズにて撮影するような使い方のようですね。ただ、ミラー干渉にも有効であることがわかりました。

ミラーアップの作例です。

Eos 5d rollei planar 50mm f1.8

Eos 5d rollei planar 50mm f1.8

Eos 5d rollei planar 50mm f1.8

Eos 5d rollei planar 50mm f1.8