シネレンズでKINOTARというブランドがあります。M42 MOUNT SPIRALさんが詳しく説明されています。
このKINOTARで気になる記事がありました。KINOTAR 12.5mmがNIKON 1で、けられずに使える、という話題でした。
さっそくNIKON 1に付けてみるとケラレは一切無く、おまけにセンサー面から20cm、レンズ先端から約10cmくらいまで寄れて、ボケ味もなかなかいい。元々35mmという画角が大好きな私なので、今ではすっかり手放させない一本になった。
NIKON 1の1インチセンサーは、広角レンズの選択が難しく、16mm以下のCマウントレンズでは蹴られが発生してしまい、なかなかうまくいきません。私の所有しているレンズでは、改造したロシアシネレンズOKC2-15-1 15mmが蹴られずに使えていますが、他の広角レンズでは苦戦しています。
そのため、KINOTAR 12.5mmをNIKON 1 J5で使ってみたくなり、入手しました。
レンズは綺麗なのですが、ヘリコイドが壊れているジャンクでした。そのためCマウントアダプターを装着した状態で無限が出るようにヘリコイド部分をテープで固定しました。
ヘリコイドが使えないので、F5.6でパンフォーカス撮影で使っています。2m以降であれば、ほぼピントが合います。驚いたのが、解像度。小型のCマウントレンズとは思えない解像度です。