iPhone 13 miniは、動画機能が「シネマティック」で大幅にアップしています。静止画はどうでしょうか。iPhone 12 miniよりセンサーサイズも大きくなり、解像度など上がっているはずですが、広角と超広角の二眼は変わらないので、それほど大きく変わった印象はありません。
ただ便利な機能として、「フォトグラフスタイル」があります。iPhoneは撮影した写真をアプリ「写真」でいろいろ加工が可能ですが、「フォトグラフスタイル」は、最初から設定しておき、そのスタイルで撮影ができます。
私はリッチコントラスを選択して撮影しています。
また二眼カメラの特徴である「ポートレート」ですが、被写体との距離が必要だったり、人工的に作ったボケと実像の境目が曖昧だったりするので、あまり使っていませんでした。iPhone 13 miniに関しては、このボケの境目の精度が結構良くなっている感じがあるので、人物だけでなく、スナップ写真でも使えそうです。ただ、ボケの境目を作りやすいように、背景や被写体を選ぶ必要があります。
ポートレートのサンプルです。一枚目がポートレート、二枚目が標準です。ポートレートが自然なボケな感じがします。
それではスナップの作例です。部分的にポートレートも使っています。
