【フィルムカメラ46台目】ニコン・ニューピカイチL35AD2の真面目な描写を楽しむ

四谷の我楽多屋で、ニコンニューピカイチL35AD2を入手しました。ピカイチは、ニコン初のAFコンパクトフィルムカメラで、コンパクトながら、初代ピカイチではレンズがテッサー型ではなく、ゾナー型という贅沢な作りのカメラです。

レンズの開発秘話は、ニッコール千一夜物語で紹介されています。

www.nikon-image.com

1977年、空前のAFコンパクトカメラブームがやってきました。それまでのコンパクトカメラは、目測式か2重像合致式でピントを合わせるものでした。一般人には、それが意外と難しく、当時は「ピントや露出があった写真を写せる人=写真がうまい人」だったのです。ところが、突然、そのテクニックの要らないカメラが誕生したのです。そのカメラはジャスピンコニカの名称で突然現れ、カメラ業界に新たな風を吹き込みました。

 

初代以降、ピカイチシリーズは歴代リリースされます。

ja.wikipedia.org

ピカイチシリーズの2代目がニューピカイチL35AD2です。レンズ構成がゾナー型から、テッサー型になったのが残念ではありますが、ニコンらしい、きっちとした描写が期待できます。日付機能は不動、フィルムカウンターのずれはありますが、電池2本で露出、フラッシュが正確に動きました。重さは、電池込み、ストラップ込みで395gでした。

20200610_084556

20200610_084801

20200610_195509

 

最新APS-Cミラーレスカメラ・ニコンZ50と比較。

20200610_130437

作例です。KODAK ASA200にて。

nikon l35ad2

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200

nikon s35ad2 kodak asa200