XR RIKENON 50mm F2は和製ズミクロンと通称されているレンズです。そのレンズの次のモデルであるXR RIKENON 50mm F2 Lを、荒木町の我楽多屋で入手しました。初期型が和製ズミクロンと呼ばれているようですが、次のモデルも同じ富岡光学製で、レンズ構成は同じのようなので、和製ズミクロンと言っていいかもしれません。
沈胴Summicron 5cm F2と比較してみました。
レンズ構成図を引用します。どちらのレンズも5群のガウス型で似ている構成です。
まず和製ズミクロン。
続いて沈胴Summicron。
作例比較です。実際に撮影してみると、コーティングによる色合いの違い以外は、区別がつかないほど似ていて驚きました。普段はRIKENONで撮影でも十分かもしれません。
左が和製ズミクロン、右が沈胴ズミクロン。