ROBOT用Xenar 37.5mm F2.8を入手しました。ヘリコイドが破損しているジャンク。有楽町ダイヤモンドカメラにて。
こちらのサイトをみると、ROBOT Xenar 37.5mmの構造は相当複雑なようです。
ヘリコイドの修理は諦めて、分離しているヘリコイド部分をテープで留める方法で使ってみました。絞りリングが使えないので、テープで留める前に、レンズ内のレバーにて絞りを固定してからテープ留めする必要があります。
シリアル番号から1949年のレンズのようです。
驚いたことにフルサイズをカバーします。ROBOTはスクウェアフォーマットで有効エリアとしてはAPS-Cのため、ROBOT BiotarはAPS-Cで使っていました。フルサイズ対応のテッサー型広角レンズとして貴重かもしれません。小型レンズで解像度が足りないためか開放F2.8ではピント面が見づらく、F8くらいまで絞ってパンフォーカスで撮影した方が良さそうです。
作例です。
F2.8開放。
F8くらい。