HTCサポーターの企画でHTCグローバルレポーターとして、台湾のHTC本社にて、新機種HTC U11の記者発表に参加しました。実は翌日にクローズドな日本向けの発表会にも参加しました。アニメ「攻殻機動隊 ARISE」コラボと日本だけで限定発売されるVR「LINK」の発表でした。
LINKの特徴としては、本体にディスプレイが内蔵されており、HTC U11をケーブル接続することによりスマホ内蔵型VRより軽量で、しかも、歩きながら操作できるVRシステムです。
コラボとLINKについて、HTCのスマートフォン総合責任者のチャーリンチャン氏より説明がありました。
台湾で日本人観光客に出会いました。中国語を勉強して一人旅をしていました。その観光客が持っていた端末がHTC M7でした。iPhoneより高いHTC端末を買う理由を考えたときに、この一人旅のHTCユーザーを見て理解できました。異なる選択肢を求めているのです。他の人とは違うことをしたい、中国語を勉強して視野を広げたいという気持ちで、一人旅を続けるこの方が選んだのがHTC端末だったのです。
日本は、このような思考のユーザーがいるため、HTCのユーザーになりやすいと思います。
通信キャリアと協力してHTCベースを広げていきたい。特に、2020年東京オリンピックでは、5Gをオリンピック前に導入するでしょう。その頃は、スマホとは違う新しいデバイスが登場すると思われます。日本人は最先端を楽しみます。その点で、日本市場は重要だと思っています。
日本の文化とHTCの文化を繋げたいと思い、攻殻機動隊とタイアップを行います。
攻殻機動隊は、非常にユニークな作品で日本のアイコンとして価値があります。未来的な考え方を持つ作品です。HTCは、未来を見据えた端末を作っています。
さらに、未来に備えて新しいことを始めます。日本で最初に始めるLINKプロジェクト。
まずは、日本だけのプロジェクトとして、コンシューマーのスモールグループに展開します。
LINKは真のVRとしてオールインワンのデバイス。空間的な自由を得ることが出来、ルームスケールの設定可能。自由に歩くことができます。
モバイルVRユーザーにとって重要なのは、画像のクオリティ、さらに、シンプル、使いやすいデザイン、アクションがやりやすいことが大事です。没入感、安全性も大切です。
ゲーム以外にも体験ができ、教育(宇宙体験など)、オンラインビデオ、ギャラリーなどニーズが広がります。
ということで、LINKを、多分世界で初めて体験しました。
LINKのヘッドセットは、LINKの中にディスプレイを内蔵し、HTC U11とケーブル接続するため、非常に軽量です。
しかも専用センサーの設置により、VR空間を歩き回ることができます。コントローラーを両手に持って、VR空間で楽しむことができます。
HTC U11は、握る(SQUEEZ)操作にてカメラ操作などができる画期的なスマートフォンですが、このLINKとの連携で、さらに魅力がアップです。手軽にVR空間を楽しむことができるのは凄いですね。また、「攻殻機動隊 ARISE」とのタイアップで、HTC U11のイメージがどのように伝えられるのか、楽しみです。