キャリアのSIMロックiPhoneは、iPhone 6s以降は、購入後180日(ドコモは100日)にてSIMロック解除ができますが、それ以前のiPhoneはロック解除ができません。
そのため、格安SIMを利用する際には、工夫が必要です。例えば、au版のiPhone 6 Plusは、UQ mobile(au回線のMVNO)で使っています。また、ソフトバンク版iPhone 5sは、b-mobileのsプラン(ソフトバンク回線のMVNO)で使っていました。
まだ、SIMフリーが日本で発売されていなかった時代、初代のiPhone 3Gでは、SIM下駄でドコモ回線を利用していました。SIM下駄とは、SIMカードに薄い回路を挟むことで、他のキャリアで利用できるツールです。ただ、当時のSIM下駄は不安定で、常用回線で利用するのは難しかったです。
久しぶりにSIM下駄を使ってみることにしました。購入したのは、Smartking Xです。
今回は、ソフトバンク版iPhone 5sに、ドコモ回線のMVNOサービスであるIIJmioを使ってみました。
使い方としては、SIM交換をする前に、IIJmioの構成プロファイルをインストールしておきます。そして、SIM下駄の上にIIJmioのSIMの載せて、SIMを挿入。
こんな表示が出ましたが、すぐに使えました。docomoのアンテナを掴みました。
あまりに簡単で驚きました。以前、R-SIM 10というSIM下駄を使ったときは、いろいろと設定が大変でした。
注意点としては、OSアップデートは、iTunes経由ではなく、本体で行った方がよいそうです。また、OSアップデートで使えなくなる可能性はあるようです。
しばらく使ってみます。