【#日産サクラ】25年乗った1993年製クラシックMINIからEV車の日産サクラへ。思い切った決断は正解なのか?

車はMINIを25年乗っています。キャンバストップの珍しい1000ccのクラシックミニです。さすがに古くなってくると修理代など維持費が大変なため、買い替えを検討していました。

検討している中で、ハイブリッドではない、電気自動車で軽自動車の日産サクラがリリースされて興味が出てきました。特にスマートフォンと連携できる機能が多いようで、モバイル+モビリティの活用をしてみたいと考えました。

購入の後押しになったのがEV補助金で、国から55万、都から45万と出るため、割高なEV車ですが、通常の軽自動車とあまり変わらない価格で購入が可能です。

ネックは走行距離でした。バッテリーが20kWh搭載で、カタログ値では180km。近所のみの利用を推奨されています。軽自動車のユーザーが、日常で一日20km未満の走行で、週に一回充電すれば大丈夫、という想定のようです。

またサクラは、フル充電するのに、普通充電で8時間かかります。自宅に充電器を設置して夜間に充電するような使い方になります。街のEV急速充電もできますが、サクラの充電速度が遅く、40分で80%の充電になります。なお、通常の急速充電では30分までなので、50%程度の充電になると思われます。

EV充電器が増えているとは言え、高速道路のPAでは一台ずつしかないような状況なので、高速を使った遠出には全く向いていません。

街乗りのみで利用でサクラを選択するのかどうか、が購入判断のポイントになります。日常的に軽井沢に行く機会があり、往復で250km程度走行します。日帰りで行くことが多いため、サクラで行こうとしたら、途中で急速充電が必須になります。EV充電設備の少ない軽井沢では充電環境は不安になります。

さらにマイナスポイントとして、昨今の半導体不足による納車の遅れと、EV補助金の予算の上限でした。納車が遅れるのは仕方がないとして、ナンバープレートを取得できないとEV補助金が申請できません。EV補助金には予算の上限があるため、今年度の途中でEV補助金が終了することが予想されていました。

いろいろと葛藤はあったのですが、モバイル+モビリティの魅力に負けて購入を決断しました。6月に申し込んだのですが、納車が遅れに遅れて、11月までずれこみました。EV補助金が10月中でなくなる、というニュースが流れて、補助金を半分諦めていましたが、申請はギリギリ間に合ったようです。

いよいよ、サクラが納車されました。MINIと並べて記念撮影。今時、25年も車に乗る方は少ないかと思いますが、娘が生まれる前に購入したので、娘の成長とともに乗ってきた車になります。家族にとっても愛着のあるMINIですが、これからサクラで新しい家族の思い出を作っていきたいと思います。

 

 

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