ロシアシネレンズPO3-3M 50mm F2を入手しました。
きっかけは、上野由日路氏のグループ展「オールドレンズ×ポートレート写真展2」です。
そのときに体験したシネレンズが忘れられずに、ebayで注文してしまいました。
購入したレンズは、PO3-3M 50mm F2。高級シネレンズSpeedpanchro 50mm F2のデッドコピーと言われており、レンズ構成が同じレンズです。こちらのレンズに関しては、上野由日路氏の著書「オールドレンズと美少女」にて、オールドレンズカスタマーのNOCTOの岡村氏のインタビューに詳しく掲載されています。
シネレンズのマウントとしては、アリフレックススタンダードが一般的です。実は、レンズを購入する前に、マウントアダプターだけ入手していました。
しかし、入手したのは、KONVASマウントのPO3-3M 50mm F2でした。KONVASマウントのアダプターは、なかなか無いようなので、自分でマウントを作ってみることにしました。
レンズは、ロシアから2週間がかりで到着。
付属していたイエローフィルタを外してみました。
結構、激しいダメージのあるジャンクレンズで、前玉にバルサム切れがあり、前玉が不安定な状態になっています。絞りリングもガタガタでした。シネレンズの仕様か、ヘリコイドがありません。
まずは、フランジバックをいろいろ試したところ、ライカMマウントで丁度良さそうなので、ライカM-ソニーEヘリコイドアダプターに付けて試用してみました。
作例です。もう何と言うか、一発で好きになってしまいました。絶妙な描写です。
マウント固定が不安定で、前玉も不安定なため、片ボケ気味ですが、徐々に調整していきたいと思います。