MAMORIOの新製品発表パーティに参加してきました。
今回発表したのはFUDAという製品です。いわゆる忘れ物IoTタグなのですが、シール状でとても小さく、どこでも貼れます。キーフォルダーなどに付けるのではなく、いろいろなものに直接貼ってしまう商品です。
忘れ物タグの仕組みとしては、常にBluetoothでスマートフォンと通信することで、忘れていないか感知します。万が一忘れてしまった場合は、他のユーザーのスマートフォンが通信することで、そのスマートフォンの位置情報から、何処にあるか、わかる仕組みです。つまり、ユーザーが多ければ多いほど、見つかる可能性が多いというクラウドの仕組みです。FUDAにGPSを内蔵している訳でなく、ユーザーのスマートフォンの位置情報をシェアする形なんですね。
これは東京のユーザー分布の例です。MAMORIOは、IoT忘れものタグ製品の中では、8割のシェアを占めているため、多くのユーザーがいるそうです。
このようなIoTタグの忘れもの防止商品は、多くありますが、FUDAは、日本事情に合わせて使いやすくなっています。海外製品の場合、なくしたものを音を出して探す製品になっています。広い家の住宅事情もあるのでしょう。今回のFUDAは、家の中でなくすのではなく、落とし物に特化しています。日本では財布などの遺失物は4割戻ってくるそうです。つまり、遺失物が届けられた先がどこかがわかることが重要なため、音を出す仕組みは不要です。その音を出さないために、とても薄く小さな製品となり、またバッテリーも一年間持つ仕様になっています。
実際に設定してみました。
シールになっているFUDAを紙からはがすとスイッチがオンになる仕組みです。
MAMORIOアプリからアカウントを作って、FUDAを近くに置くことで認識しました。
あとは、忘れてしまった場合に、スマートフォンに通知が届く仕組みです。
とてもシンプルな仕組みながら、あると安心できるFUDA。愛用したいと思います。