ここのところ、NIKKORの初期型レンズを入手しています。1967年製のNIKKOR-S Auto S 50mm F1.4、1962年製のNIKON Fの初のF1.4レンズNIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4です。初期型NIKKORの個性的な描写が好きになってしまい、広角レンズも欲しくなってしまいました。
広角は、28mm F3.5と35mm F2を所有していますので、さらに広角レンズを探したところ、NIKKOR 20mm F4が手頃な価格でありましたので、入手しました。巨大なNIKKOR 20mm F3.5から、随分小型になったNIKKOR 20mm F4。その辺りの逸話は、千一夜物語で紹介されています。
千一夜物語によると、当時の広角レンズでは珍しい前玉が凸レンズの構成で、前モデルの20mm F3.5から小型化したそうです。この凸レンズ先行型が超広角レンズのトレンドになったそうです。
作例です。F11、3mのパンフォーカスで軽快に撮影できます。解像度も全体的に高くなっています。