α7Cは、α7III同等の機能がありつつ、操作ボタンが大幅に減っているため、オールドレンズの利用では不利な部分があります。設定で、オールドレンズが使いやすいようにしてみましたので、紹介します。
<ボタン設定>
以下の写真のように設定しています。
●ピント拡大
「ピント拡大」は、1番ボタン「AF-ONボタン」に割り当てました。さらに、シャッター半押しで「ピント拡大」をキャンセルするには、「ピント拡大中のAF」を「切」にします。
●全画素超解像度ズーム
単焦点レンズを使っているとよく使うのがズーム機能。ソニーαシリーズで便利な、「全画素超解像度ズーム」の設定をします。ズーム設定で、「全画素超解像度ズーム」を選択します。さらに、4番ボタンに「ズーム」を割り当てます。
●焦点距離
単焦点オールドレンズで手振れ補正を活用するために焦点距離を手動で設定するメニュー。α7IIと同じように、2番ボタン「ゴミ箱」に割り当てています。
●AFマウントアダプターTECHART用設定
AFマウントアダプターTECHARTのAFをオフにするために、5番ボタンに「再押しAF/MFコントロール」を設定します。
<Fnメニュー設定>
●手振れ補正焦点距離
ボタンでも割り当てていますが、Fnに入れておくと、焦点距離が見えるので入れています。
●APS-Cモード
オールドレンズを使っているのが、APS-Cモード。フルサイズでけられるレンズをAPS-Cで使います。α7IIでは深いメニューで切り替えていましたが、α7CではFnメニューに割り当てることができます。
●手振れ補正オンオフ
三脚使用時にオフにしたいので、Fnに入れています。
●クリエイティブスタイル
レンズによって、クリエイティブスタイルの変更を行っているため、Fnに入れました。
●ホワイトバランス
レンズによってはカスタムホワイトバランスが必要のため、入れています。
●サイレントシャッター
サイレントシャッターだと1/4000までになるため、大口径レンズでサイレントシャッターをオフにするために入れています。
●ISO AUTO低速限界
パンフォーカス撮影時に最低シャッター速度を設定するために入れています。
●フォーカスエリア設定
TECHART利用時にフォーカスエリアを設定しています。オールドレンズでAF機能を活用するには、レンズ絞りは開放、AFは真ん中でサイズSにすることで、AF精度はあがります。