iPhone13miniを使っていて驚いたのが動画撮影のシネマティック。もう動画専用カメラと言っても過言ではないかもしれません。半端ないです。
どんな機能かと言うと、動画で大きなボケ、被写体深度の浅い動画が撮れます。
写真でいうところのポートレートモードなのですが、動画ではフォーカスの合わせる位置を自動で選択していきます。特に人物に特化しているようです。
被写体深度はF2からF16まで設定できます。
被写体深度の浅い動画を撮影するのはとても難しいです。ソニーのαシリーズで高速AFを利用して、大口径のボケの大きなレンズを使えば撮れますがテクニックが必要です。
それが手軽に撮れてしまうのが驚きです。
また撮影後にフォーカス位置の変更もできます。フォーカスを変更したい動画のシーンでフォーカスを選択することでスムーズにフォーカス移動します。
今まで機材やテクニックが必要だった被写体深度の浅い動画が簡単に撮影できます。
iPhone13は動画専用カメラとして活躍できそうです。
なお撮影した動画ファイルはmov形式ですが、そのままでは他の端末やYouTubeで再生できません。iPhone内蔵アプリ「フォト」から共有を選択することで、レンダリングされて通常のmov形式なります。
シネマティックの撮影テスト動画です。