アウトドアアンバサダーの企画でPRO TREK Smart WSD-F30の発表イベントに参加しました。来年1月発売の新商品でPRO TREK Smartとしては3代目の商品になります。
今回のF30は、とても小さくなりました。現状機種のF20を持参したので、比べてみました。左がF20、右がF30。
二層ディスプレイのモノクロモードで比較。
いやあ、小さいです。ベルトもスリムに、穴の間隔も狭くなっていますね。
小型になった以上に、私にとって素晴らしい機能が搭載されました。エクステンドモードです。
画面がモノクロ表示のままで、GPS取得ができるというもの。私の使い方としては、日帰りスナップ旅行でのGPS取得が主になっています。その際には、モノクロ時計表示とGPSログ取得の二つができれば十分です。まさに、今回搭載のエクステンドモードが欲しかった機能です。
従来のF20は、一日中歩いて、GPS取得でモノクロ時計モードで利用すると、バッテリー残が40%程度でした。バッテリーは切れないものの、二日目は厳しい感じでした。
今回のF30は、エクステンドモードで実際に利用したモニターの方によると、高尾山で5時間山登りで使った場合に、何と残り90%だったそうです。凄い!う~ん、まさに私にとって、理想的なスマートアウトドアウォッチです。
まだ、メニュー周りは製品版と違う可能性がありますが、エクステンドモードへの切り替えをデモ機で試してみました。アプリメニューから選択します。
エクステンドモードは、GPS取得時間の計画を設定することで、モードが切り替わるようです。テクステンドモードでは、YAMAPなどの外部アプリが使えず、カシオの地図アプリとKMLのログ取得のみとなります。ログは1分間隔にしても、一日8時間取得設定で、3日間持つそうです。凄いですね。ログ取得時間以外は、時計表示のみになるようです。
まさに、理想的なスマートアウトドアウォッチです。
カシオの方から、今回のF30の紹介がありました。
プロトレックスマートの基本価値。腕に地図。防水耐久性。WearOS。
ユーザーからフィードバック。サイズ、バッテリー、モノクロの他の画面を希望、他のカラー。
使い勝手はそのままでサイズダウン。バンドを柔らかく。穴の間隔を狭く。
二層ディスプレイを改善。カラーを有機EL。モノクロは時間以外を表示、コンパス、気圧、歩数。デジタルのプロトレックを実現。
3つのモード搭載。
エクステンドモード。最大3日間。地図、ログだけ。
マルチタイムピースモード。一か月。モノクロだけ。
フル機能。1.5日。
クロスバンドを同時発売。
YAMAP対応。
YAMAPではGPX対応。
カシオ内蔵ではKML対応。
YAMAP代表の方からYAMAPとプロトレックスマートの関係について解説がありました。
YAMAPの開発への想いとしてはスマートフォンのGPSに可能性を感じる。命を守るために山登りでは、GPSは重要。オフラインでサービス設計。
YAMAPの特徴はコミュニティとオフライン機能。携帯電波は人口の99%をカバーしても、日本国土を見ると、携帯電波のない場所が多い。オフライン機能は大事。
アプリダウンロード110万。登山人口700万なので、大きなシェアを持つ。
山の中ではスマートフォンを見て欲しくない。プロトレックスマートにだけアプリを提供。ハードへの信頼感が大きい。
オフラインでGPS取得ができるPRO TREK Smartとオフライン活用のYAMAPは、まさに相思相愛の関係ですね。
会場にあったデモ機の写真です。
1月18日の発売が楽しみですね。