YASHICA Partnerでフィルム撮影をしていますが、結構良く取れます。
このPartnerの後継機種のPartner AF-Dは、テッサ―型のレンズで、その後のYASHICA T AF-DのCarl Zeiss Tessar 35mm F3.5と同じ構成のレンズで、コーティング違いとのことです。レンズのみを取り出して、デジタルカメラで利用する例があるようです。
https://www.oldlens.com/tessar%2035mmf35%20kyocera.html
Partnerの写りが良いので、不動のPartner AF-Dを入手して、デジタル用にレンズだけ取り出してみることにしました。電池ボックスの金具が壊れており、電源が入らず、フィルムの巻き上げも動かないジャンクです。
このカメラからレンズを取り出しました。本体ネジを外していき、正面のプレート裏のネジも外します。
α7IIにレンズを当てて、フランジを調べたところ、M42マウントより短く、ライカMマウントより長そうでした。そのため、M42マウントに改造して、M42ヘリコイドチューブのショートを使ってみることにしました。
M42ボディキャップに加工して取り付けました。M42ヘリコイドチューブ12-19mmとソニーEマウント変換リングで無限遠が出ました。
作例です。絞りがないため、F3.5開放のみですが、非常に良く写ります。多少カビがあるため、フレアが出ますが、テッサ―らしいしっかりした描写です。小さなプラカメのレンズでここまで写るのに驚きました。