部屋を整理していたら懐かしいキーボードが出てきました。2001年発売のHappy Hacking Keyboard Lite 2です。
当時のPCユーザーに大人気だったHHKBですが、Lite2は、A横にControlキーを配置して、当時のアップルキーボードのようにIMEが使えたため、WindowsとMacを併用していた私にとって便利なキーボードでした。
そして、当時のパソコンの標準的なキーボードのように、キーが深く、タイプライターのような大きな打鍵音が響きます。今となっては五月蠅いくらいですが、当時はこのキー音が最高でした。入力がはかどったものです。
2001年というと、PDAの全盛時代でした。当時の思い出を誠ブログに書いていました。
そんなこともあり、モバイルで利用する端末のキーボードにおいては、打鍵音を気にするようになりました。キーストロークの深いキーボードはどうしても音が大きくなりがちです。私の大好きなキーボードであるHappy Hacking Keyboardなど、まさにこの大きな音のタイプで、この音が非常に心地よいキーボードです。しかし、静かな場所のモバイルシーンでは、残念ながら使えない打鍵音です。
この当時は、カフェでモバイルをする、ということが一般的ではなく、奇異な目で見られていました。それに加えて、打鍵音が大きいと視線が冷たかった思い出があります。
このキーボードを改めて使ってみると、そんなPDAに熱中していた時代を思い出します。
スマートフォン時代になった現代で、Surface Pro 7にHHKB Lite2を繋いでみました。英語版配列なので、Crtl+SpaceにIME切替を割り当てています。古い機器ではありますが、当時使っていたことを指が覚えており、普通に快適に入力できてしまいます。
古いハードウェアを使うと、使っていた当時のことを思い出してしまうなあ、と実感しました。
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 英語配列 USBキーボード ブラック PD-KB200B/U
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: Personal Computers