8月6日に「オールドレンズで撮るポートレート写真の本」が発売になりました。
発売日に三省堂有楽町店に行ったところ、平積みになっていました。
この本はオールドレンズでポートレート写真を撮っているプロカメラマンの上野由日路さんが著作で、オールドレンズ専門家の写真家の澤村徹さんが監修という黄金コンビによるムック本です。
澤村さんと上野さんは、私にとってオールドレンズの心の師匠なので、この本の発売が楽しみでした。
上野さんは、シネレンズをプロの現場で活用されているアグレッシブな方で、「オールドレンズ×美少女」という衝撃的なオールドレンズ本をリリースされました。上野さんの影響で、ロシアシネレンズを使い始めて、シネレンズの楽しさを知りました。
ソニーα7を購入した際に、まだソニーから発売されたレンズが少ない時期に、ミラーレスでのオールドレンズ活用本をリリースされていたのが澤村さんでした。澤村さんが毎年リリースされる「オールドレンズライフ」を教科書に、オールドレンズを使い始めました。
今回の本では、25本のオールドレンズで、たくさんのポートレート作例を紹介しています。レンズのラインナップも多岐に渡っており、入手しやすい価格帯からレアなものまで、それぞれのレンズの特徴がわかりやすく解説されています。
個人的には、巻末の上野さんのエッセイがとても楽しかったです。シネレンズを使い始めたきっかけから、実際に現場でどのように使っているか、と貴重な話題が満載です。
オールドレンズで、ポートレート作品を撮る楽しさが詰まっている本になっていますのでお薦めです。