【#日産サクラ】初めてのEV運転。トルク、e-Pedal Step、オートブレーキホールドに驚き

日産サクラを初めて運転しました。実は試乗車がなかったので、納車されてから初めて運転する、という無茶な状態です。ディーラーの方に基本操作を教わってから、運転しました。鍵式のエンジンキーやドアキーしか使ったことがないので、車の解錠やEVシステム(ガソリン車でいうところのエンジン)をかけるだけでも大変です。

ここから原始的なレビューになりますが、1993年製MINIに乗っていたユーザーであるため、ご了承ください。同じ車とはいえ、全く違う乗り物な気分です。

解錠は、インテリジェントキーをポケットに入れた状態で、ドアのスイッチを押せば解錠します。キーが80cm以内にあればよいようです。もちろん、インテリジェントキーのボタン操作でも解錠、ロックはできます。使っていて、オートロックがかかったことがありました。何故かなあと思ったところ、オートロック機能として、ドアハンドルのスイッチを押して解錠したときは、約30秒間ドアを開けないと再び全ドアが施錠されるようです。30秒以内にドアを開けないといけませんね。

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エンジンではなく、EVシステムという名称ですが、EVシステムをオンにするには、ブレーキを踏んだままEVシステムボタンを押して始動します。

右上がEVシステムボタン、真ん中がセレクトレバー、右がe-Pedalボタン。

 

電動パーキングブレーキがハンドル奥の左下にあるので、押して解除。サイドブレーキのことですね。セレクトレバーで「D」(ドライブ)に入れて、アクセルを踏んで進みます。

ドライブモードというものがあります。何かドローンみたいですね。モーターで動くから同じような感覚でしょうか。とりあえずECOを選択して走行していますが、それでも発進時のトルクは凄いです。250ccスクーターに乗っているような加速をします。話によると、EV車は軽自動車でもトルク制限がないそうで、エンジン車より強力なトルクになっているようです。

STANDARD
通常走行に最適な標準的制御のモード。

SPORT
モーター出力のレスポンスを高めた、力強い走りができるモード。また、アクセルペダルOFF時の回生ブレーキ力を強めて、アクセルペダル操作のみでメリハリのあるスポーティな走行が可能。

ECO
電費・航続可能距離を最優先とする特性のモード。また、アクセルペダルOFF時の回生ブレーキ力を最小限にし、エコドライブが可能。

 

「e-Pedal Step」という機能があり、オンにするとエンジンブレーキが効いて、モーターによる回生ブレーキだそうで、充電されるようです。回生ブレーキは強力なので、オンにすれば、ブレーキ操作は不要で、アクセスの強弱だけで走行が可能になります。完全に停止をするときだけブレーキを踏む感覚です。アクセルだけで走る、という新鮮な体験になります。

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走行していて、信号待ちなどでサイドブレーキがないと不便だなあ、と思っていました。電動パーキングブレーキがハンドル下の遠い位置にあるからです。実は、便利な機能として、オートブレーキホールドがありました。オートブレーキホールドをオンにしておくと、車が停止するとブレーキを踏まなくても、ブレーキ状態が維持される仕組みです。信号待ちでブレーキを踏み続ける必要がなくなります。ただ、車庫入れなどで、ブレーキのリリースで徐行したいときには、オートブレーキホールドをオフにした方が使いやすいです。

 

ボタンが沢山あって、慣れないうちは大変でしたが、運転前に、e-Pedalをオン、オートブレーキホールドをオンにしてから発進することで、運転が楽になりました。