友人より、幻のカメラを入手しました。Fotochromeです。
Fotochromeとは何か?よくわからず、ルックスに魅かれて、購入することにしました。
いろいろ調べてみると、凄い経歴のようです。
60年代、アメリカのフォトクローム社のためにペトリが生産し輸出したものの実際には市販されなかった幻のカメラです。使用感材も特殊なものだったようですが当然ながら現在は手に入りません。日本に里帰りした約500台の内、125台がブローニーフィルムを使用できるよう改造されたことになっています。
かわうそ商店 / 新品 幻のカメラ FOTOCHROME(フォトクローム)
幻のカメラ、FOTOCHROME(フォトクローム)新品です。
1965年、ペトリ社がフォトクローム社の依頼で製造したと言われていますが
実際に販売されなかったカメラです。
フォーマットはブローニーの6×9とのことですが、カートリッジ式の印画紙を入れ、直接カラープリントを作成するというフォトクローム社独自の仕様のため、現状では撮影できません。
販売されなかった貴重なカメラではあるのですが、独自のカートリッジを利用したフィルムカメラのため、撮影はできません。
しかし、今回譲っていただいた友人に、ブロニーフィルムで撮影できるにように、改造してもらいました。3Dプリンターなど駆使した凄い改造です。
ブロニーフィルムとは?
現在一般的な中判カメラで使用する120フィルム、および幅が同じでカメラによっては共用できる220フィルムについて日本ではブローニーフィルムと総称することがある。
語源となったブローニーは、コダック初期のカメラブランド名であって、1900年2月登場で117フィルムを使用するブローニー以来、120フィルムを使用するNo.2ブローニーライン、116フィルムを使用するNo.2Aブローニーライン、127フィルムを使用するベビーブローニー等、620フィルムを使用する620ブローニー等、さまざまなタイプのフィルムを使用するカメラを発表している。従って日本では120フィルムを、ないしそのサイズをブローニーと呼ぶが、国際的には通用しない和製英語である。
なんと中判フィルムですね。中判カメラは父の遺品のゼンザブロニカETRは所有しているのですが、まだレストアしておらず、レンズだけを使っている状態です。
まさかのFotochromeで、中判でビューになりそうです。まずは、フィルムを購入しないと。
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ブロニーフィルムは通常のフィルムと同じく現像できるようですね。
もう少し勉強してから、撮影してみたいと思います。