スマートフォン以前のモバイル機器、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)はニッチな存在ではありましたが、人気機種が数多くありました。その中でも、お気に入りだったのが、NEC製のNTTドコモから発売されたsigmarion 3です。
5型ディスプレイでミニキーボード搭載のグラムシェル型のスタイルは、慣れればブラインドタッチが可能な、テキスト入力に適したPDAでした。PDAは、パソコンと同期してビューワーとしての位置付けが多い中、入力に主眼を置いたsigmarion 3は、長期に渡り愛用していました。
しかし、残念ながら大容量バッテリーの充電が不可となり、ACアダプター経由でしか使えなくなってしまいました。しばらくお蔵入りしていたのですが、部屋を整理していたところ、sigmarion 3の標準バッテリーを発見。付けてみると充電ができました。
早速復活です。
久しぶりに使うので、操作方法を覚えていないのですが、指が覚えているもんですね。
5型ディスプレイ。当時は大きく感じたディスプレイは、今や小型機種のサイズですね。
ミニキーボード。ブラインドタッチのできるギリギリの小ささが絶妙でした。使いすぎて、キートップはテカテカになっています。
OSはWindows CE .NET 4.10。組み込み用OSをPDA用にカスタマイズしたOSではありましたが、当時のWindows CEアプリが動作しました。
持ち歩きやすいサイズ。約455g。
背面のへこみが、手で持った場合に使いやすくなっています。
当時使っていた、ドコモPHSとwifiのハイブリッドカード。
ポート類。SDカードが使えます。
SDカードに保存されていたバックアップデータからまず復活してみました。アプリケーション→運用アシスタント→バックアップ→リストア。
数分でバックアップから復活しました。
懐かしいユーティリティアプリSmall Tweakが復活しました。
ブラウザやアプリは常用するのは辛い部分がありますが、テキスト入力マシンとしては、まだまだ使えます。ポメラのように入力専用で使おうと思います。
昔、こんな本を書いたりしました。自分で書いた本で、復習しようかな。
- 作者: プロジェクトsigmarion
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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