モバイル100台と過ごした平成時代 HP200LXからsigmarion 3、W-ZERO3、Windows Phoneと激動でした

平成が終わりました。何か振り返り記事を書こうと考えていたのですが、ふと思いついて、モバイル機器の購入履歴ページを作ってみました。自分のブログやネットニュースに寄稿した記事を読み返して、数時間かかってしまいました。 

itokoichi.hatenadiary.com

平成の30年間で100台近いモバイル機器を入手したようです。ほとんどの機器は手元に残っています。その一部の写真がこちら。

http://blogs.itmedia.co.jp/itokoichi/assets_c/2018/07/DSC00647_R-thumb-640xauto-30479-thumb-640x427-30483.jpg

全部の機器を振り返ってしまうと、いくら書いても足りないので、要点だけ。

平成が始まった1989年、まだPDAはありませんでした、当時はポータブルワープロでMS-DOSのテキスト形式で、カレンダー、アドレス帳、メモを管理して、フロッピーディスク経由で、会社と自宅のデータを同期させていました。フロッピーディスクがクラウドみたいなものですね。

1993年、初めて使ったPDA、HP200LXは、PCとPIMデータ(カレンダー、アドレス帳など)が同期できるので、HP200LXと同期するために、DOS/Vパソコン(COMPAQ)を入手したり、PowerMac 6100にDOS/Vカードを入れたりして、Windows環境を構築していました。あくまで、PDAがメインで、PCはバックアップ用途でした。当時、パソコンを母艦という呼び方が一般的でしたが、私にとっては、PDAが母艦だったのです。HP200LXには、モデムカードを内蔵させて、公衆電話から、パソコン通信経由で、メールや掲示板、FAX送信などしていました。また、エディターでHTMLを書き、FTPしてホームページ更新もしていました。モノクロではありますが、写真や動画を鑑賞したり、音楽再生をしてしました。

1997年、Windows CE搭載のカシオペアA51の登場から、Windows CE、Pocket PC、Windows Mobileを搭載した機器を愛用し始めます。これは、HP200LXのような小型キーボード端末を使いたかったからです。また、ブラウザやメールなど、PDA機器としては、ネット環境に強かったのも便利でした。最終的には、2003年にsigmarion 3という入力キーボードとしてはベストな機器に出会いました。Windows CEも、当初、PCコンパニオンというコンセプトで、PCのデータを持ち出す、という発想でしたが、私の使い方は、全く逆で、モバイル機器がメインで、PCにバックアップを取っていたのです。

2000年、PalmOSを搭載したVisor Deluxeにて、WindowsとMacの両方でPIMデータが同期できるため、Palmをクラウド代わりにして、WindowsとMacのデータを同期するような使い方をしていました。この同期環境が便利なため、PalmOS搭載機器を愛用するようになりました。Palmのおかげで、会社でMac、自宅でWindows、という使い方が実現できました。

2005年、初めてのスマートフォンとしてW-ZERO3との出会い。端末単独で、通話・通信ができることを、1993年にHP200LXを使っているときから夢見ていました。それが実現しました。ただ、日本の場合は、ネット環境を持ったガラパゴス携帯が全盛時代で、パソコンのような機能を持つスマートフォンの登場に世間は懐疑的だったため、W-ZERO3応援団というブログで、端末情報を提供しながら、ユーザーを増やす草の根運動をしていました。その一方、応援はしていたものの、W-ZERO3は、一般ユーザーには敷居の高い端末でした。データ同期は、相変わらずケーブル経由でPCと同期していたのと、アプリはパソコン経由でインストール、または提供されているホームページを探してインストールする、というPCのようなスキルが必要なPDA時代のWindows Mobileのままでした。

2008年、iPhoneとAndroidの誕生。この二つのOSが便利なことは、マーケットシステムにより、アプリインストールがとても簡単なことですが、それ以上に便利なのが、クラウドの登場でした。Gmail、Googleカレンダー、DropBox、EverNoteにて、スマートフォン、パソコンで、全ての機器が通信で同期できる。今までPDAを母艦として、パソコン同士の同期をとっていたことが、一気に解決しました。

2011年、Windows MobileがWindows Phoneに変わります。古いPDAからの流れを変えて、iOSやAndroidのような新しいエコシステムにしようとしますが、残念ながら大失敗に終わります。ただ、Windows CEを1997年から使ってきた愛着があるので、2011年から2018年までWindows Phoneを応援していましたが、開発中止という悲しい出来事になりました。

そして、2019年の現在、使っているモバイル機器は、Surface Go、Gemini PDA、GPD Pocket、iPhone X、Galaxy Note 8、MacBook Airの6台。

100台近いPDA、スマートフォン、パソコンを使ってきましたが、結局は、HP200LXでやっていたことを機器を変えてやっているだけだったりします。

令和になって、モバイル環境がどんな風に変わっていくのか、楽しみです。

 

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