原宿で開催されていたオールドレンズフェスに行ってきました。こちらで、オールドレンズの伝道師・澤村徹さんと上野由日路さんのセミナーがありました。澤村徹さんは、マウントアダプターによるオールドレンズ活用の先駆者であり、上野由日路さんは、シネレンズをプロのグラビア現場にて活用している写真家です。この二人がセミナーで対談するというのは、私にとって夢の組み合わせです。
どんな話をするのかと思っていましたが、オールドレンズの紹介はもちろんありましたが、一番のテーマは「作品と作例の違い」でした。オールドレンズの特徴を紹介する仕事をされているお二人にとって、この作例をわかりやすく表現するのは、意外に難しいそうで、作品を取っている写真家の方に、作例を依頼するのは大変なことだそうです。レンズの味を知り尽くしたお二人ならではの深いトークが勉強になりました。
イベントでは、オールドレンズ写真学校の方のオールドレンズによる作品が多数展示してあり、こちらも勉強になりました。出品されている方と作品作りについて、いろいろお話を聞くことができました。特にsyuppo氏のポートレート作品は、こんな写真を撮ってみたいと思う作品で刺激になりました。