有楽町ダイヤモンドカメラに凄いものが入荷していました。BELL&HOWELLの35mm版ムービーカメラです。思わず入手してしまいました。35mm版ムービーカメラを入手して、どうしたらいいんでしょうか。
BELL&HOWELLは、1960年代まで映画機器メーカーとして主力だったそうです。小ネタとしては、キヤノンとフィルムカメラで提携してDemiシリーズを開発したそうです。
レンズは、Cine-Fujinon 5cm F2が付属していました。アイモマウントのようです。
アイモマウントは、マウントアダプターがないようで、オールドレンズ写真家の澤村徹さんはMマウントに改造して、シネカメラマンの荒木さんはオリジナルマウントを作成して、デジタルカメラで使っているそうです。
Cine-Fujinon 5cm F2ですが、マウント部分が分解できました。M42ヘリコイドアダプターに入りましたので、両面テープで仮留めして、ソニーEマウントにしてみました。早速、iPhone 11、ulanzi DOF adapterにマウント。
撮影テスト。レンズ面に傷が多く、コーティングも弱いので、白っぽくはなりますが、薄い色合いの中に解像度が出ており、味のある描写です。ロシアシネレンズのPO3-3初期型に似た感じでしょうか。しばらく、iPhone 11用のメインレンズとして活用してみたいと思います。