ファーウェイ・ジャパンよりMatePad 11をお借りして試用中です。ファーウェイ端末に関しては、AndroidベースながらもGoogleサービスの利用できないHarmonyOS 2が搭載されています。Google Playが利用できないものの、Google製アプリ以外のAndroidアプリをインストールする方法は用意されています。工夫は必要になりますが、Androidタブレット並みに利用は可能になっています。
仕様としては、5万円台の価格の11インチタブレットとしては高性能になっています。
ディスプレイは10.96インチIPS液晶(2,560×1,600ドット)、リフレッシュレート120Hz、4基スピーカー(Harmon Kardon監修)、モバイル通信非対応でWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)準拠、CPUはSnapdragon 865、内蔵メモリ6GB、内蔵ストレージ128GBで、microSDカード最大1TB対応、背面カメラ1,300万画素、インカメラ約800万画素、バッテリー容量約7,250mAh、本体サイズ約幅254×高さ165×厚さ7.25mm、重さ約485g。別売のアクセサリー「HUAWEIスマートキーボード」と、スタイラスペン「HUAWEI M-Pencil 2」。
写真で紹介します。10.96インチIPS液晶。
背面にカメラ。1,300万画素。
横画面上部に音量ボタン。
横画面右部にUSB-Cスロット。
横画面左側に電源ボタン。
microSDメモリカードスロット。
アプリストアはGoogle Playの代わりに「HUAWEI AppGallery」があります。「HUAWEI AppGallery」はGoogle Playに比べて、アプリ数が不足するため、対策としては、「Amazonアプリストア」経由でアプリのインストール、「Petal検索」アプリからapkファイル(野良アプリ)のインストールをする方法があります。
「HUAWEI AppGallery」の画面。
アプリ利用例です。Googleアプリは利用できませんが、内蔵のメールアプリにGmailアカウントの設定はできました。Office関連はOffice互換アプリWPS Officeが内蔵されています。
WPS Officeの画面。ワードとエクセル文書の例。
「Amazonアプリストア」アプリはAmazonのページからインストールします。「Amazonアプリストア」からFacebookがインストールできました。
「Petal検索」アプリからNetflixアプリをインストールしました。apkファイルを直接インストールするので、自己責任となります。
別売りでキーボードとペンも用意されています。
MatePad 11はタブレット端末としては、快適な速度で動作します。Googleサービスが使えない中、ユーザーが自分の環境を構築できれば、使いやすい端末となります。