100年前のカメラVest Pocket Kodakのレンズのフードを外して、ソフトフォーカス効果を出す「ベス単フード外し」という手法があります。
この「ベス単フード外し」レンズを入手しました。M42マウントに改造してあるレンズです。
ベス単フード外しの概要は以下になります。
「ベス単フード外し」
VPK(ベスト・ポケット・コダック)
1912年にイーストマンコダックが発売した127フィルムを使う折り畳み式カメラ
のフードを外したレンズ
レンズ構成は1群2枚。平凹、平凸レンズを平面で貼り合わせたメニスカス・アクロマチック
焦点距離72.2mm
絞り開放(F6.8相当)
目盛り1(F11相当:フードを付けた状態)
バックフォーカス(レンズ後面からセンサーまでの距離)は約74ミリ
絞り開放、あるいは半段ほど絞った状態のままピント位置を移動させフレア量を調節
なんでもピントを合わせた後に、わずかに前ピン気味に補正するのがベス単レンズの正しい撮影方法
キヨハラソフトVK70Rでは回転角で5mmぐらいピントをずらすのが適切
M42マウントに改造してあるので、M42ヘリコイドチューブを使用。
コーティングが無いので、巨大なフードを付けています。kenko LMH49-52mmとNIKON HS-8のフード二段積み。
作例です。