iPhoneを新規購入する際に、現在使っているiPhoneを下取りに出すと、コストが削減できます。アップルストアや各キャリアで下取りを行っています。
また、携帯ショップやオークションを利用する方法もあります。
下取りに出す前に、iPhoneのバックアップ、初期化は必須ですが、アプリによっては個別にバックアップ対応が必要になったり、端末の登録情報をicloudから削除する必要があったり、と作業が複雑です。
本体を初期化する前の作業を紹介します。
icloudにバックアップ
端末を下取りに出した後、新規で購入する場合、先にバックアップをします。今回は、icloudを利用しました。icloudにバックアップする際に、本体にデータ多いと、バックアップに時間がかかってしまいます。注意点は以下です。
●写真データはPCなどに移動しておき、本体上ではすべて削除する
●iMovie、DJIなどの動画データも本体から削除しておく
LINEのバックアップ
LINEのトークに関しては、別途バックアップの設定をしておく必要があります。
LINEアプリの「ホーム」タブから設定ボタン→トーク→トークのバックアップ
walletの復元するための準備
walletに登録している電子マネー、クレジットカードを機種移行するためには、カード毎に違う操作が必要です。本体を初期化する前に行っておきます。
●メルペイ
旧機種でWalletのメルペイ電子マネーを削除。新機種でメルペイアプリをインストール、ログイン後、アプリ上でiDを選択すると、Walletにメルペイ電子マネーが登録されます。
●Suica
旧機種でSuicaを削除後、新機種でSuicaの登録を行うと、残高など引き継がれて登録。旧機種で削除する作業をせずに初期化してしまうと、オンラインでSuicaに問い合わせて削除をしないと、新機種に残高を引き継いで登録できない。
●みずほ銀行のSmart Debit
Smart Debitアプリを新機種にインストール後、「Smart Debit」発行の設定を行うと、最終的に機種変更の確認ができて、新機種に登録。
●クレジットカード
クレジットカードに関しては、新規機種にてWalletの「+」ボタンを押すと、現在登録しているクレジットカードが表示されます。それぞれのカードを選択して、認証することで登録。
Apple Watchとのペアリング解除
Apple Watchとペアリングを解除しておかないと、新規iPhoneでApple Watchが利用できなくなります。本体を初期化する前にペアリング解除が必要です。
iMessageをオフ
iPhoneを探すをオフ
iCloudからログアウト
iCloudへのバックアップが完了していることを確認して、ログアウトします。
他の機種(またはWEB)のiCloudから端末を削除
自分のiCloudに、端末情報が残っていると、譲渡ができません。iOSやWEBからiCloudにアクセスして端末情報を削除する必要があります。
ウェブから設定する場合は、iCloud.comにアクセス(https://www.icloud.com)
「設定」→「マイデバイス」をクリック、iCloudから削除したいデバイスを選択し、削除します。
以上を行い、iPhoneを初期化します。単純に初期化をしてしまうと、Suicaの移行ができなかったり、Apple Watchが使えなくなったり、LINEのトークが復元できなかったり、などのトラブルが発生しますので、注意が必要です。