BlackBerry Key2をお借りしています。
BlackBerryは、Android OSを搭載して、続々と新機種を投入しています。私自身は、旧OSが搭載されていたBlackBerry以来、久しぶりに触ります。
ディスプレイは、コンパクトな4.5インチ。ディスプレイ下にキーボードが並びます。
BlackBerryと言えば、キーボードです。一世風靡したメッセンジャー型の内蔵キーボードは世界中で使われていました。BlackBerry Key2のキーボードを触って、ああ、やっぱりいいなあ、という感覚になりました。なんでしょうねえ、この BlackBerryのキーボードの楽しさは。
そして、キーボード機能も使いやすいです。まず、キーボード全体がタッチパッドのように、画面スクロールに対応しています。これは意外に便利です。画面がそれほど大きくないため、画面をタッチしてスクロールすると指が邪魔な場合があります。キーボードタッチスクロールは画面全部見ながらスクロールできるので便利です。
さらにアプリ起動のショートカット。やはりPDA時代から、キーボード内蔵端末の定番の機能です。ショートカットで、アプリをどんどん切り替えられるので、便利です。アプリキー+FでFacebook、アプリキー+GでGmaiなど設定ができます。
そして、スペースキーに内蔵された指紋認証。つまり、スペースキーを指紋登録した指で押せば、ロックが外れて起動します。これも便利です。
日本語入力に関しては、インプットメソッドとしてBlackBerryキーボードが内蔵されていますが、私には合わないようなので、Google日本語入力に変更しました。Google日本語入力を使う場合は、いろいろ癖があるようで、設定で以下のサイトを参考にしました。
ソフトキーボードを表示させます。画面は狭くなってしまいますが、キーボードの高さを設定で一番低くします。このソフトキーボードが表示されるといろいろ便利です。
altキーで日本語英語切り替えを行います。altキーを押して、ソフトキーボードが絵文字になると英語入力が可能になります。ソフトキーボードの表示が変わるので、日英切り替えがわかりやすいです。
カーソルキーは、ソフトキーボードを使います。画面が小さいので、文字選択などタッチ操作では難しいので、カーソルキーを使います。
キーボード以外で魅力なのは、サイズです。薄く小型なので、Yシャツの胸ポケットに入れて、バランスが良いです。最近の端末は大きいものばかりなので、コンパクトに胸ポケットに入れることのできる端末は良いですね。私がiPhone SEが好きな理由はコンパクトさです。同じようにBlackBerry Key2にもあります。
動作速度としては、それほど高速ではありません。普段使うには、ハイエンド機種の高速動作の方が便利ですが、それなりに作業は可能です。
個人的には、USBメモリカードのマウントとマウント解除にちょっと癖があるので、この点は使いにくく感じました。
こんな感じですが、BlackBerry Key2の魅力は、毎日使い続けると、どんどん手に馴染んでくる感覚です。キーボード内蔵端末は、キー操作に慣れればなれるほど使いやすくなるんですよね。
久しぶりに触ったBlackBerry Key2は、ハイエンド機種に負けない魅力を持つ端末になっていました。いやあ、欲しいですねえ。日本向けにBand18に対応した日本語版の発売が楽しみです。さらに、BlackBerry Key2 Liteの噂もありますので、これも気になります。