写真家の鈴木知子さんの新刊書「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」の発売記念セミナーに参加しました。
鈴木知子さんの書籍は、毎回とても楽しみにしています。作例を中心に、作品作りの考え方をわかりやすく解説した本ばかりです。特に、私がバイブルとして、愛読してるのは、「写真が絶対にうまくなる 構図力養成講座」です。
鈴木知子さんは、ブログ「すずちゃんのカメラ!かめら!camera!」で、毎日、絵葉書のような写真を一枚掲載しています。どの写真も素敵な写真で、どうやって撮影しているのかなあ、と思っていたところ、上記の構図本で、写真の撮影のヒントを勉強することができました。鈴木さんが撮影で使った横浜で、同じような構図で撮影する練習をしていました。
鈴木知子さんのCP+でのセミナーも、構図、ホワイトバランスなどの解説を、スナップショットを中心に解説してくれるので、楽しいセミナーになっています。今年のCP+のセミナーの記事です。
そして、今回の新刊書「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」。読んで衝撃が走りました。
今までの書籍とは違う、ワンランク上の内容でした。カメラの構造、レンズの構造から、写真がどうやって光を集めて作られるのか光学的な考察まで解説しています。まさに、カメラマンとしての基礎知識が詰め込まれている本となっています。
写真撮影が好きでも、うまく撮れずに悩んでいる方も多いかと思います。そのようなユーザーに向けて、基礎知識を学び、中級者へのステップアップする最適な本です。
セミナーでは、書籍の内容の解説がありました。
個人的に勉強になったのが、レンズの構造から、収差とボケがどのように発生するのか、という内容が書籍では解説されており、とてもわかりやすくなっています。
私の苦手なストロボの解説も勉強になりました。
そして、RAW現像の解説。
その他にも、多くの基礎が収録されており、じっくり学べる本になっています。
また、書籍では、カメラの構造やイメージセンサーの構造図までイラストで表現しており、初心者の方にわかりやすくなっています。イラスト担当されたエコさんに、セミナーの合間にお話を聞いたところ、構造図のイラストは苦労されたそうです。
解説の後は、光を使ったテーブルフォトの実習がありました。
鈴木さんが持参したテーブルフォト用のライトやフィルターを使って撮影しました。私も、α7II、jupiter-3というオールドレンズだったのですが、撮影に挑戦。ワイングラスの写真を、実習後の講評で紹介していただきました。
参加費で、書籍代、セミナー代、ワークショップ代、サイン会、カフェドリンク代が含まれており、充実したセミナーでした。
「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」で、カメラとレンズの構造を勉強して、写真撮影に役立てたいと思います。

すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ (上達やくそくBOOK)
- 作者: 鈴木知子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る