【チョートクブラぱち塾】神田須田町を須田一政氏を偲んでスナップ【YASHICA LINX-1000, A7II, M-ROKKOR 28mm, LM-EA7 】

写真家田中長徳氏主宰のワークショップ「チョートクブラぱち塾」に参加してきました。今回は、長徳さんが若い時代に深い交流のあった須田一政さんを偲んで、実家傍の神田須田町を巡るワークショップでした。

今回は参加者も多く、カメラの集合写真はこんな感じでした。

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私は、フィルムカメラYASHICA LINX-1000とデジタルカメラSONY A7II, M-ROKKOR 28mm F2.8, AFアダプターLM-EA7で参加しました。フィルムカメラは、モノクロASA100フィルムをASA400としてプラス2増感撮影。デジタルは、山崎光学でメンテナンスしたM-ROKKOR 28mmをAFアダプターで使用してみました。実は、メンテナンス前は、曇っており、LM-EA7でピントが合いませんでした。メンテ後のAFテストを兼ねて持ち出しました。

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写真家須田一政さんとの思い出を、須田さんの自宅があった神田須田町で長徳さんは語りました。篠山紀信、アラーキーと昭和15年生まれ同世代の須田さんは、二人に比べて、ダイヤモンドのように固い人生だった、と語りました。目に見えるものを撮る二人に比べて、目に見えないものを撮る写真家と絶賛されていました。

YASHICA LINX-1000

A7ii m-rokkor 28mm lm-ea7

神田のかつての風景を重ねながら、長徳さんは歩きながら解説していきます。

YASHICA LINX-1000

YASHICA LINX-1000

YASHICA LINX-1000

神田にはまだ古い佇まいが残っており、時代を感じることができました。

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YASHICA LINX-1000

YASHICA LINX-1000

A7ii m-rokkor 28mm lm-ea7

A7ii m-rokkor 28mm lm-ea7

淡路町のフリースペースで座学の時間がありました。この中で、伊藤さんのオールドレンズは目的がない、と名言いただきました。確かに、入手してからレンズを調べる、という順序が逆です。さらに、写真撮影ではなく、レンズテストがしたいだけ、というカメラマンにとっては、とんでもないユーザーですね。反省しています。長徳さんに言及していただき、光栄でした。

YASHICA LINX-1000

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そして、今回は、長徳さんがフィルムカメラをお持ちでした。KINGという珍しいメーカーのカメラです。

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A7ii m-rokkor 28mm lm-ea7

フィルムカメラで撮影する姿を拝見するのは初めてだったので感激でした。カメラを顔の前に持ってきた瞬間にシャッターが押されており、撮影の瞬間を撮ろうとした写真がこちら。

A7ii m-rokkor 28mm lm-ea7

すでに撮り終わって手に持っています。ファインダーに目を付けずに、ちょっと覗く程度。しかも片手。F8, F11で撮影されているそうです。あまりの速写に驚きました。カメラを構える前に構図ができているんでしょうね。単焦点なので、撮りたい場所に行ったらシャッターが押されている感じでした。凄いです。多分、動画で追いかけないと、シャッターを押した瞬間が押さえられないです。

今回も、非常に勉強になったワークショップでした。

 

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チョートクブラぱち塾は、毎月第2日曜日に開催されています。Facebookにて、参加を表明すれば参加可能です。一回4000円となっています。貴重なワークショップですので、是非ご参加ください。

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