先日、丸井新宿で開催されたオールドレンズフェスにて、CANON 50mm F2.2 ライカLマウント(キヤノンSマウント)を入手しました。F2.2という珍しい絞り値で、ネットで調べてみると、海外用、もしくは、自衛隊用だったようです。リリース期間も半年程度、という話もあります。
1961年のレンズで、4群5枚、164.5gと軽量です。
殆どが海外向けだったようで、
そのお陰で国内では余り見掛けないレンズになっているようだ。実の所、このレンズは、
国内で自衛隊の装備品に採用されていたというのがミソで、
好き者の間では通称、自衛隊レンズと呼ばれているのだ。そういう訳で、あの高価で希少品の、
ライカのエルカン50mmf2(4群4枚)と何となくダブる所があって、
これはエルカンよりも遥かに安価なプアマンズ・エルカンと呼んで良いと思う。
α7Cで試写しました。多少ぐるぐるボケの傾向がありますが、周辺まで安定した描写です。開放で周辺減光もありません。前ボケも後ボケも多少ざわつきますが、安定しています。パンフォーカスはF11, 5mにて。