恵比寿の大沢カメラはシネレンズの在庫が豊富で有名です。アリフレックスマウントのシネレンズを見にお店に行きました。何本か在庫があったのものの、価格を見て、保留することにしました。ついでに、ライカLマウントレンズを見ていると、見慣れないレンズが一本交じっていました。Lマウントに改造してあるロシアシネレンズのPO4-1 35mm F2です。
何故ここに陳列してあったのかナゾですが、一応見せてもらうことに。丁度、α7IIにライカLマウント改造版のPO3-3M 50mm F2を付けていたので、自分のα7IIに付けてPO4-1を試写してみました。
撮った瞬間、「買います」と言っていました。こちらが試写したデータです。シネレンズらしく、中央は解像し、他はボケが大きめとなりました。
実は、PO4-1と同じレンズである、HELIOS-33とOKC8-35-1を持っていますので、3本目となります。ただ、HELIOS-33とOKC8-35-1は、けられが大きく、フルサイズで使用が厳しいレンズです。PO4-1の中には、比較的けられが少ないレンズがあるようで、入手したいと思って探していました。ただ、なかなか良い状態のものがなく、数か月が経過していました。それが、大沢カメラにあったので、驚いてしまった訳です。
実際に試写してみると、けられはありますが、フルサイズで使えそうな感じでしたので、購入した次第です。レンズは、他のレンズと合体させてヘリコイドが使えるようになっています。ヘイコイドアダプターとの組み合わせで、結構寄れます。
ずっと探していたレンズを見つけたので、これでロシアシネレンズも打ち止めかなあ、と思っています。ロシアシネレンズとしては10本目となります。愛用しようと思います。