写真家の田中長徳さんが主宰のワークショップ「チョートクブラぱち塾」に参加しました。緊急事態宣言などあり、参加するのは半年ぶりになります。
今回は東京駅、丸ビルなどの歴史に触れるワークショップでした。
今回、NIKON Z fcを持参したのですが、長徳さんに触ってもらいました。
しかも、NIKON Z fcで私を撮ってもらいました。記念になりました。
ワークショップ中に驚きのシーンがありました。
kitte屋上でのスナップ撮影の時に事件が起きました。三脚利用が禁止されており、大判カメラを持参した参加者が撮影を断念しようとしているとき、私が悪魔のささやきをしました。
「三脚を外して撮影しましょう」
冗談のつもりだったのですが、長徳さんが大判カメラの三脚役を買って出て、撮影することになってしまいました。貴重なシーンを見ることができました。
その他、参加者のみなさんのカメラを一台ずつ解説する時間がありました。
オリンパスワイド。
コンバチブルホースマン。
バルナックライカIIIa。
NIKON F。
ワークショップは、東京駅をスタートして、東京ステーションホテル、kitte、新丸ビルと移動して講義が行われました。
その中で印象的だった発言はこちらです。
〇35mmフィルムカメラのEymoは手持ちで撮影できる男性向けカメラ。16mmフィルムカメラFilmoは女性向け。
〇バルナックライカIIIaの広告では「あなたが想像できない1/1000秒」というフレーズがあった。
〇ユージンスミスの首から5台のニコンを下げている写真が有名だが、実は足元に3台あり、合計8台だった。
〇丸ビルは「丸の内ビルヂング」として1923年に竣工。8階建て。竣工直後に関東大震災で被災。当時、丸ビルは下駄が禁止で、草履に履き替えが必要だった。高浜虚子「ホトトギス」は、丸ビルの一室にあった。
〇東京ステーションホテルは、内田百閒がよく滞在していた。
ワークショップ中のスナップはこちら。
大変勉強になるワークショップでした。チョートクブラぱち塾は、Facebookにて開催予定が告知されます。
https://www.facebook.com/CT70plus
今回のワークショップに関して、長徳さんのnoteで紹介されていました。
参加者のみなさんの集合写真。
みなさん、お疲れ様でした。