2画面スマホSurface Duo 2が発表になりました。Surface Duoは売れ行き不振で値下げが続いていましたので、Duo 2でどれくらいの巻き返しがくるか楽しみでした。しかし、結果としては、個人的に残念な発表でした。
性能のアップは発表されたものの、利用スタイルは全く変わらない2画面押し、の発表でした。
ここから私見になります。ユーザー毎に考え方が違うと思いますので、ご了承ください。
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Surface Duoに求めているもの、それは8インチタブレットを5インチサイズで持ち歩けること、です。つまり小型になって可搬できることです。
2画面なんか使いたくありません。狭い画面で2画面は使いにくいです。百歩譲って、マルチウィンドウで、マルチタスクができるのであれば別ですが、ただの画面分割です。2画面で使うくらいなからスマホを2台持ち歩きます。
Surface Duoは、8インチタブレットとして、どれだけ使いやすいかをアピールすべきです。そして、欲しい機能は、Chromebookのような、フル機能のChromeです。モバイル版ではない、フル機能のChrome。それが搭載できないのであれば、Windows 11を搭載すべきです。簡易作業を行うスマホではなく、本気で作業するタブレットであれば、フル機能のブラウザアプリは必須です。モバイル版のブラウザアプリでユーザーに我慢を強いるのは理解できないです。
画面分割によるエセマルチタスクを打ち出すのであれば、Windowsのような自由度の高いマルチタスクをAndroid上で実現できるUIをマイクロソフトとして打ち出すべきです。
古い話ですが、Windows CEはマルチタスクで使いやすかったのに、PalmOSをパクってリリースしたWindows Mobileでは、タスク切替を隠してしまって、シングルウィンドウの仕様にしてしまいました。この頃からマイクソフトの迷走は始まっていると感じています。
マイクロソフトは、モバイル端末を出すことをやめて、Surface Goをさらに小型にしたり、Suface Laptopを小型にすることに専念すべきです。モバイルにおけるユーザーシーンを作り出すことができずに、1996年リリースのWindows CEから25年も成功していないのです。
Surface Duo 2の発表会のプロモーション映像が、前モデルのSurface Duoのプロモーション映像から、あまりに変わっていない方針に驚き、あまりに落胆したので、こんなことを書いてしまいました。
小型端末は、逆風の時代ではありますが、盛り上がってほしいです。
