ミノルタのライカMマウントレンズ、M-ROKKOR 28mm F2.8を先日の香港旅行で使っていました。28mm画角で、パンフォーカスで使いやすかったのですが、曇り玉のため、どうしてもフワフワの描写になってしまいました。
M-ROKKOR 28mm F2.8は曇り玉で有名なレンズで、レンズ前玉に特有のブツブツが出てしまいます。そして、レンズの前玉の裏側が曇ります。レンズはユニットになっており、分解が困難で、前玉裏の曇りは容易には取れません。
そこで、レンズメンテナンスで評判の高い山崎光学にメンテナンスに出すことにしました。
メンテナンスは2か月ほどで終了。とてもすっきりした描写になりました。
メンテナンス前の写真。
メンテナンス後の写真。
撮影条件が違いますので、単純な比較はできませんが、ソフトフォーカス気味だったレンズが、すっきりした描写になりました。
なお、M-ROKKOR 28mm特有の曇り跡に関しては、取れないようです。
メンテナンス前。
メンテナンス後。
曇り跡が残っても、とてもすっきりした描写になった作例です。