いよいよ半年準備した海外キャンプをします。
リュックは登山に備えて5kgまで減量したのですが、キャンプ場に水がないため、2Lの水を持参して、結局7kgに。現状担いで歩ける限界の重さになりました。
キャンプ場までの登山ルートは現地の日本人の方にご案内いただきました。2時間のルートと30分のルートの選択尋ねられて、迷わず30分をお願いしました。同行した方には申し訳ないですが、海外登山が初めてなので安全を考慮してお願いしました。
ルート途中までタクシー移動して、30分かけて登りました。道は整備されており、家族連れの小学生も登れる道でした。それでも子供に抜かされながらゆっくり進んで、途中何度も休んで、ようやく到着。
キャンプ場は最高の見晴らしで西貢の港と島が一望できる場所です。開けていて風が心配でしたが、幸いほぼ無風。雨の心配なく、暑さもなく最高のコンディションでした。テントがたくさんあったのですが、日本人グループがいて驚きました。海外キャンプに慣れている方でGoogleマップでこの場所を探してきたそうです。
ハンググライダーも行われていました。
キャンプ場所は芝があり、多少傾斜がありましたが、なるべく平らな場所を探して、頭が上になるようにテントを設営。
今回は香港のULキャンパーが10名ほど合流して仲間に入れてもらいました。
ULブランドを使いこなしており、ULテントが10張り並ぶ様子は壮観でした。テントの展示会でも見られないような高性能なULテントが並ぶ光景で、香港キャンパーのこだわりを楽しめました。
日が暮れてきて、夜景が絶景でした。
星も見えました。
ソロキャンパーの集まりなので、みんなでバーベキューではなく、おのおのバーナーとULな装備で食事を集まって楽しみます。それぞれ使っている食器などの道具を見るだけで楽しいです。
食事はアルファ米を持参しましたが、同行してくれた現地の日本人の方よりカップ麺をジップロックに入れたものを分けていただきました。持参した消毒用アルコールにてアルコールストーブでお湯を沸かして食事。
テント泊は20度前後で快適でした。日本でテント泊の練習をしたおかげで、シュラフ内の温度も良い感じに維持できました。
下山は香港キャンパーと分かれて、別ルートで日本から同行した方と下山。階段の多い楽なルートだったのですが、古傷の右膝が痛み出して下山に苦戦。2時間かけて街に着いて、バスと地下鉄を乗り継いで街に戻りました。
今回のキャンプのように集合場所だけ決めて、ソロキャンパーがそれぞれ集まってきて、自由解散するのは良いですね。日本も街から1時間くらいで行けるキャンプ場所があるといいなあ、と思いました。
キャンプ初心者がいきなり海外キャンプという無茶な企画でしたが、参加された皆さんの協力で無事に過ごせました。特に日本から同行していただいた中澤さんにはコーディネートを全てしていただき感謝です。半年かけて準備した甲斐がありました。
半年間、キャンプ準備に専念して、デイキャンプや焚き火が出来なかったので、また週末デイキャンプの生活に戻ろうと思います。