大阪ドローン旅で、昭和町の篠原カメラに行きました。
店主の篠原さんは、駄カメラ展にも参加されており、共通の友人が沢山いる方で、話がはずみました。そして、店内で見つけたフィルムカメラを購入することに。フランスのフィルムカメラFOCA Universal Rです。
レンズが欠品しているレンジファインダー。レンズを入手するのが困難そうですが、自作で何とかなるのでは、と思い、購入してみました。
この何とかなる、という考えが間違いでした。フィルムカメラに、他のマウントのレンズを付けて、フランジバッグ調整をするのは、非常に困難であることを痛感しています。
まず、FOCAがライカLに近いフランジということで、ライカLマウントのinduster-22 5cm F3.5を利用することにしました。これはフランジが合わない場合でも、レンズの沈胴で調整できるのでは、という考えからです。
レンズをマウントに両面テープで仮止めして、シャッターをタイムにて開放状態にして、背面にキヤノンの一眼レフ用のフォーカシングスクリーンを付けて、ピントの状態を見ます。ピントが合うところにレンズの沈胴を固定してから、フィルム撮影テスト。
しかし、フォーカスが安定せず、ピンボケを量産。そこで、有楽町ダイヤモンドカメラにて、ライカLのマウント部分のパーツを入手。このマウントをFOCAのマウントにつけて、レンズはねじ込みで付けることにしました。
これで多少は安定したものの、まだ無限遠でピントが合いませんでした。
こんどは、10倍ルーぺを導入して、フォーカシングスクリーン上のピントを厳密に合わせてみました。それでも、無限遠がまだ厳しい状況です。ここまで使ったフィルムは4本。なかなか難しいですね。