8.9インチGPD P2 Maxを使って、かつてのネットブックを自分が使わなかった理由を思い出した

ウルトラモバイルPCのGPD P2 Maxを使っています。

かつてパソコンのカテゴリーとして、ネットブックというものがありました。2007年に発売されたASUSのEee PCが代表ですね。通常のノートパソコンから大幅にスペックは低いものの、ネット接続は最低限できる仕様でした。まだまだパソコンが高い時代で、iPhone発売以前ということもあり、安価なネット端末として人気が出ました。

しかし、モバイル好きな私でも、ネットブックは結局購入しませんでした。ネット端末として、2005年に発売されたW-ZERO3シリーズを愛用しており、ノートパソコンとしては、MacBookとMacBook Airを使っていたからです。

私としては、ネット端末はPDA並みに小さいものが必要で、それはスマートフォンである、というのが結論でした。そして、ノートパソコンは、デスクトップパソコンの代わりになるスペックが必要である、という考えでした。

そうなるとネットブックは全くターゲットに入っていなかったんですね。しかし、身の回りでネットブックを購入する方が大量に発生してしまい、毎日のようにネットブックのサポートをする羽目になりました。低スペックなPCを使えるレベルにすることに大変苦労しました。スマートフォンのカスタマイズは厭わないのですが、パソコンに関しては高機能なものを快適に使いたいと考えていたので、日々ストレスの溜まるサポートをしていました。

10年前のこんなことを突然思い出したのが、GPD P2 Maxを使い始めたからでした。それまでの小型のGPD端末で感じなかったストレスをGPD P2 Maxで感じてしまい、それがネットブックをサポートしていた苦い思い出と繋がったのです。

小型であればカスタマイズに頑張るのですが、ノートパソコンサイズであれば快適に使いたいのです。

 

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6インチのGPD MicroPCは楽しく、8.9インチのGPD P2 Maxは辛く感じてしまうんですね。この感覚は、なかなか伝わらないかもしれません。

10インチ以上の快適に操作できるノートパソコンを買うべきだったと反省しています。