スナップの達人田中長徳氏の名言「日常生活そのものが旅であって旅は日常生活そのもの」

写真家田中長徳氏のブログ「チョートクカメラ塾」を愛読しています。毎日、写真について、カメラについて、非常に勉強になることを掲載していただいています。

その「チョートクカメラ塾」で素晴らしい名言がありました。

 

www.chotoku01.com

旅に出かけると言うのを日常から浮遊したところに捉えると言うことが私の場合はできなくなりました。
言い換えると日常生活そのものが旅であって旅は日常生活そのものなんです。

「日常生活が旅」って、スナップの達人ならではですね。

人は旅に出ると、写真を撮ります。ちょっとでも訪れた場所の記念として、また記憶として写真を撮ります。しかし、日常では、旅ほどのモチベーションでは撮影はしなくなります。毎日見慣れた景色、日々通り同じ道で、記念や記憶の写真を撮りません。

しかし、日常生活が旅であるならば、すべての瞬間がスナップの対象になります。特別な場所に行かなくても、スナップ撮影は可能なんですね。

田中長徳氏の言葉を拡張解釈かもしれませんが、私はそのように感じました。常にスナップの対象として、旅も日常も捉えること、スナップの腕はありませんが、心構えだけでも持っていたいものです。

先日の「チョートクブラぱち塾」の田中長徳氏の近影です。YASHICA ministerで撮影。

YASHICA minister ASA200