【写真展】すずちゃん力作に圧倒される【鈴木知子作品展うたかたの日々】

銀座の富士フォトギャラリーで開催中の写真家鈴木知子さんの写真展に行ってきました。

suzucamera.exblog.jp

50点もの作品が展示されており、圧倒されました。ブログで掲載されていた作品が中心ですが、プリントで見ると迫力が違いますね。また、素晴らしいプリントとなっています。さすがです。

鈴木知子さんこと、すずちゃんとは、知り合って10年以上になります。アップルのモニター企画StartMacにて、アップルユーザー同士ということで知り合いになりました。このStartMacの有志で、StartMac Photo Clubを結成し、丁度、私が初めての一眼レフα SweetDigitalを入手したばかりだったので、StartMac Photo Clubでスナップイベントを開催時には、プロカメラマンのすずちゃんに、いろいろ指導していただきました。

この10年で、すずちゃんはプロカメラマンとして独立して、書籍に講演会に人気の写真家になりました。StartMac仲間のイラストレーターのエコさんとカメラの入門書を出版する、というStartMac Photo Clubとしては記念すべき出来事もありました。

すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ

すずちゃんの写真ブログは、毎日一枚の写真を絵ハガキのように掲載しています。一眼レフを始めた頃は、このブログに掲載された写真の構図を手本にして、勉強していました。後に、すずちゃんは構図の本を出版されて、私のバイブルになっています。

写真が絶対にうまくなる 構図力養成講座

こんな素晴らしい写真家と、街中スナップをご一緒させていただいたのは、非常に良い経験になっています。

スナップの達人であるすずちゃんの作品をぜひご覧ください。

富士フォトギャラリー銀座
スペース1・3

2018.04.20 FRY. - 04.26 THU.
平日　10:30 - 19:00
土日　11:00 - 17:00
（最終日は14:00まで）

【フィルム現像+iPhone転送】ビックカメラで試す。とても便利ですなあ

フィルムを撮影後の現像は、プリントせずにCDにしていました。ジャンクカメラでテスト撮影がほとんどなためです。ただ、CDにした場合、パソコンがないと読み込みができません。現像後、すぐにSNSにアップしたいなあ、と思っていたところ、ビックカメラにて、現像+iPhone転送というサービスが始まっていたので試してみました。

現像が上がってきたところでレジで精算後、iPhoneを出すように言われます。SDカードをLightningアダプターにて挿しました。

すると現像データを認識します。コピーは一瞬で済みました。コピー後にSDカードから写真削除を選択して終了です。

レジでこの作業をするのが斬新ですね。

プリントする際には、フィルムから行った方が良いそうです。

なかなか便利なので、iPhone転送をまた利用しようと思います。

スナップの達人田中長徳氏の名言「日常生活そのものが旅であって旅は日常生活そのもの」

写真家田中長徳氏のブログ「チョートクカメラ塾」を愛読しています。毎日、写真について、カメラについて、非常に勉強になることを掲載していただいています。

その「チョートクカメラ塾」で素晴らしい名言がありました。

www.chotoku01.com

旅に出かけると言うのを日常から浮遊したところに捉えると言うことが私の場合はできなくなりました。
言い換えると日常生活そのものが旅であって旅は日常生活そのものなんです。

「日常生活が旅」って、スナップの達人ならではですね。

人は旅に出ると、写真を撮ります。ちょっとでも訪れた場所の記念として、また記憶として写真を撮ります。しかし、日常では、旅ほどのモチベーションでは撮影はしなくなります。毎日見慣れた景色、日々通り同じ道で、記念や記憶の写真を撮りません。

しかし、日常生活が旅であるならば、すべての瞬間がスナップの対象になります。特別な場所に行かなくても、スナップ撮影は可能なんですね。

田中長徳氏の言葉を拡張解釈かもしれませんが、私はそのように感じました。常にスナップの対象として、旅も日常も捉えること、スナップの腕はありませんが、心構えだけでも持っていたいものです。

先日の「チョートクブラぱち塾」の田中長徳氏の近影です。YASHICA ministerで撮影。

【オールドレンズとEOS 5D】大量のM42マウントレンズのミラー干渉を調べてみる

EOS 5Dでオールドレンズを使う際には、ミラー干渉が発生する場合があります。後玉やマウント部分が飛び出していると、ミラーが当たってしまう現象です。

手持ちのM42マウントレンズを試してみました。

この中では、

Takumar 28mm F3.5

Auto-Takumar 55mm F2

HELIOS-44-2

の3本がミラー干渉するようです。

無限遠での干渉なので、無限遠撮影をしなければ使えそうですね。試してみます。

【レンズ沼203本目】SIGMA UC ZOOM 28-70mm F3.5-4.5は現行EOSでは絞り操作のできないレンズだった

キヤノンEFマウントのSIGMA UC ZOOM 28-70mm F3.5-4.5を入手しました。EOS 5Dで撮ると、絞りを操作するとエラーがでます。

bbs.kakaku.com

キヤノンマウントは、キヤノンがレンズ通信仕様を変更してしまったため、
現行のカメラ（正確には２０００年以降に発売されたカメラ）では絞りが動きません。
当時ＳＩＧＭＡでは「ＲＯＭ改造」をやってましたが、それも現在は打ち切られています。

通信仕様の変更があったんですね。残念ですが、開放のみの使用となります。

開放のみではありますが、そこそこ写るようです。

【チョートクブラぱち塾】佃島の偽マンハッタンで木村伊兵衛桜を堪能【YASHICA minister、α7II、Helios-33】

写真家田中長徳氏主宰のワークショップ「チョートクブラぱち塾」に参加しました。今回は佃島を北から南まで縦走しました。田中長徳さん曰く、佃島とマンハッタンは地形が似ているとのこと。カシオPRO TREK Smartでの移動ログを見ると、小島状の地形は、まさにマンハッタンですね。

今回は、YASHICA minister（FUJIFILM ASA200）とα7II、Helios-33（TECHART LM-EA7でAF撮影）で参加しました。Helios-33は、ライカMマウントキャップに装着の改造したばかりなのでテスト撮影を兼ねて。YASHICA ministerは、レンズの曇り除去で本番投入です。

今日の参加者にロシアからの留学生の方がいて、FED5bを使っており、田中長徳さんが絶賛しておりました。この方に、私の使っているロシアシネレンズHELIOS-33を見せたところ、珍しいですね、と言ってもらいました。A7II, HELIOS-33で撮影。ロシアシネレンズでFEDを撮る、という不思議な感覚です。

参加者の集合写真。フィルムカメラが圧倒的に多かったです。

木村伊兵衛さんが1971年に佃島の三角公園で撮影した桜の木。残念ながら葉桜でしたが、その樹の下で献杯。カメラユーザーとして贅沢な時間を過ごすことができました。

佃島でスナップ。

途中、田中長徳さんがお住まいのタワーマンションに立ち寄る、という驚きの演出も。

この後、バスで南下して、南の埠頭へ。

いつもながら楽しいワークショップでした。スナップ撮影の心得から、カメラの歴史、東京の歴史を知ることができ、勉強になりました。

【レンズ沼202本目】EOS 5DでHolgaな描写を周辺減光を堪能しつつ、ちょっと改造も【Holga Lens for Canon HL-C 60mm F8】

キヤノンEFマウントのHolga Lens for Canon HL-C 60mm F8を入手しました。キヤノンマウントのトイカメラレンズ。周辺減光のためにリアにシェイドが追加された改良品でF11相当のようです。なお、このシェイドは、最初のモデルでは付いておらず、Holga的な周辺減光がなかったようです。このシェイドは、接着剤で付けており、はがすことができます。周辺減光が大きめなので、シェイドを自作して、減光が丁度良い感じにしてみたいですね。

シェイドをはがすと、周辺減光はなくなりました。

【フィルムカメラ33台目】林家ペーがCM使用のYASHICA ministerを入手。メンテで驚くべき描写力が復活

フィルムカメラYASHICA minister IIを入手しました。有楽町ダイヤモンドカメラにて、ジャンク品でレンズが曇っていましたが、富岡光学製のレンズらしい、ということで購入してみました。

このYASHICA ministerは、1962年発売の2代目のようです。

blogs.yahoo.co.jp

後で知ったのですが、林家ペーさんがCMでこのカメラを使っているようですね。四谷の我楽多屋さんのブログで知りました。

camera-kaukau.lekumo.biz

まずはメンテナンス。レンズの前玉をゴムで回して外してみました。シャッターをバブルにして、中玉の曇り除去をしようとしたのですが、全く取れません。

最後の手段の激落ちくんとカビキラーの登場。使うとレンズのコーティングまでダメージが行きますが、現在の真っ白より良いだろう、ということで強行。

結果としては、ある程度の曇りが取れたおかげで、晴れているようなシーンでは良く撮れるようになりました。ASA200のフィルムでF16まで絞って撮ると良い感じでした。

これだけ撮れれば十分ですね。というか、私の持っているフィルムカメラの中でも、一番良く撮れるようになったかもしれません。愛用しようと思います。

【EOS 5D】ピクチャースタイルをLeicaにカスタマイズ。古本で勉強中。

EOS 5Dは、ピクチャースタイルの追加ができるようになった最初の機種だそうです（合っているかな？）。旧MacBookでEOS 5DがUSBケーブルで接続できるようになったので、ピクチャースタイルをいろいろ追加してみました。

non-kuri.blogspot.jp

現在使っているピクチャースタイルが、Leicaというもので、パラメーターを少し上げて使っています。キヤノンの描写とは、ちょっと違うイメージではありますが、現在使っているα7IIの設定に近い描写になるため、こちらにしてみました。

EOS 5Dは2005年発売の13年前の機種なので、書籍などもう発売していませんが、アマゾンにて古本で入手しました。ボタン操作などの基本操作を覚えたいと思います。

キヤノンEOS5Dスーパーブック―1280万画素フルサイズデジタル一眼レフ (Gakken camera mook)

【EOS 5Dとオールドレンズ】NIKKOR 105mmとの組み合わせはポートレートで使ってみたい魅力あり

EOS 5DとNIKKOR 105mm F2.5で使ってみました。後玉にレンズガードがあるため、ミラー干渉が心配でしたが、無事に使えました。開放F2.5のNIKKORにしては柔らかい描写が、EOS 5Dと合っているようで、ポートレートで使ってみたいレンズです。

【EOS 5Dとオールドレンズ】ニコンでメンテ済NIKKOR 35mmで快適撮影

キヤノンEOS 5DにNIKKOR 35mm F2を付けてみました。このレンズは、リトルニコンNIKON EMと一緒に、ニコンにてメンテナンスをしてもらったレンズです。無限遠が出なかったのと、ヘリコイドがスカスカだったのが直り、使いやすいレンズになりました。EOS 5Dとの組み合わせも、バランス良く、使いやすいです。簡単なスナップなら、F8、5mのパンフォーカスで気楽に撮れます。ピクチャースタイルLeicaにて撮影。

【オールドレンズ】LUMIX GX7とTAMRON A09の組み合わせは最強かも？F2.8、56-150mm相当でイベント撮影

LUMIX GX7に、ソニーAマウントのTAMRON A09 28-75mm F2.8をイベント撮影で使ってみました。マイクロフォーサーズで使うので、56-150mm相当になります。マウントは、ソニーAマウント-ライカMマウントアダプター、ライカMマウント-マイクロフォーサーズヘリコイドマウントアダプターの2段積み。マウントアダプターのヘリコイドで近接撮影も可能です。

GX7とA09の組み合わせは、無音撮影が可能で、手振れ補正もある程度効き、F2.8で撮れますので、イベントでは便利ですね。MF撮影となりますが、ファインダー拡大でピントも見やすいので、動きの少ないイベントであれば、対応できます。本当は、マイクロフォーサーズのF2.8の通しズームが欲しいところですが、TAMRON A09でしばらく代用したいと思います。

池尻大橋のオシャレなスターバックスで素敵な写真展【原宿ストリートポートレート展】

写真家の一色卓丸さんの写真展に行ってきました。【原宿ストリートポートレート展】ということで、写真集「原宿ポートレート」の写真を中心の写真展です。

澤村徹さんの書籍にて、一色卓丸さんの作品とコメントが掲載されており、ポートレート撮影にライカを使っているとのことです。

今回、写真展の会場は、スターバックス池尻二丁目店ということで、スターバックスの中でも、特徴のあるお店「インスパイアードバイスターバックス」です。実は、1月に香港に行った際にも、このようなコンセプトのスターバックスに連れていってもらい、楽しい時間でした。

anahideo.com

お店の外観は、一見、スターバックスとはわからない雰囲気です。

店内の壁や柱に写真が展示してありました。また、普通サイズの写真をユニークな展示も。

素敵な写真で楽しい写真展でした。

【EOS 5Dとオールドレンズ】最新パソコンと繋がらない？そこで12年前発売MacBook 2006 lateを使ってみたら？

2005年発売のキヤノンのフルサイズ一眼レフEOS 5Dを使い始めました。EOS 5Dは、パソコンと接続することで、ピクチャースタイルの追加ができます。ということで、パソコンとつなごうと思います。

まずは、Windows 10が動いているDynaBook KIRAに、カメラに付属のCD-ROMより接続ソフトをインストールして、サードパーティ製のUSBケーブル、miniUSBにてUSB接続をしてみました。あれ？反応しないぞ。ネットより、接続ソフトのアップデータを入れてもだめ。

そこで、キヤノンの純正ケーブルを購入して、接続してみました。あれ？反応しないぞ。

続いて、MacBookAirに、接続ソフトをインストールして接続してみました。あれ？反応しないぞ。接続ソフトをアップデートしてもダメ。

続いて、WindowsモバイルノートGPD Pocketでも接続ソフトを入れてUSB接続してみましたが、反応しないですねえ。

考えてみれば、EOS 5Dは2005年発売の13年前のカメラ。これは古いOSのパソコンを使った方がよいかも、ということで、2006年発売のMacBook 2006 lateを出してみました。

MacOSは10.6です。接続ソフトをインストールして、USB接続したところ、何と認識しました。良かった、と思ったのも、束の間、ピクチャースタイルのインストールができません。付属CD-ROMの接続ソフトが古すぎるようで、ネットからEOS Utilityのアップデータを入れてみました。これでようやくピクチャースタイルのインストールができました。

ここまでインストールするまでに、1週間もかかってしまいました。まあ、古い機種を使う場合によくあることですね。

ピクチャースタイルはネットで配布されていたClear-Landscapeを入れてみました。

前オーナーの方が入れていたRikoLomoとvelvia50の3種類で、撮影テストをしてみます。

【EOS 5Dとオールドレンズ】ニコンFマウントを使ってみる。ミラー干渉にドキドキ【NIKKOR-S Auto 55mm F1.2, GN NIKKOR 45mm F2.8】

EOS 5DをAFレンズにて1週間ほど使って慣れてきましたので、オールドレンズを使ってみようと思います。EOSでオールドレンズを使う上で、注意すべき点があります。ミラー干渉とマウント内部干渉です。マウント部分が浅いため、後玉やレンズガードなどが飛び出しているレンズは利用が不可になります。先人達は、レンズの後玉周辺を削ったり、ツワモノはEOSのミラーを削ったそうです。凄いですねえ。

ニコンFマウントを使ってみました。Fマウント-EFマウントアダプターを使います。なお、Fマウントレンズの中で、NOCTO NIKKORは干渉するようですが、他のレンズの情報がありません。一本一本試すしかないですね。

NIKKOR-S Auto 55mm F1.2を付けてみました。干渉せずに動きました。F1.2のピントは浅いですが、マグニファイヤーとフォーカシングスクリーンの交換で、思ったほど見づらくありません。

続いて使ったのが、パンケーキレンズGN NIKKOR 45mm F2.8。このレンズは後玉周辺にレンズガードが飛び出ています。心配だったのですが、EOS 5Dに付けたところ、無事に使えました。こちらのレンズはF2.8ですが、ピント面は見えました。