1990年代、まだインターネットがなかった時代に、モバイルの元祖的な端末、Palmが発売されます。日本的な電子手帳とは違い、ユーザービリティの高いOSに、モバイルユーザーは熱くなりました。日本語が使えない端末で、Palmの神様、山田達司さんが日本語化システムJ-OSをリリースを筆頭に、数多くのユーザーがPalmを支えながら、日本独自の盛り上がりを見せていきます。
その中で、欠かせない人物がPalm情報ホームページ「パーム航空」を主宰されていた機長です。まだまだPalmの情報が少ない時代から、コンスタントに発信するPalm情報にユーザーは助けられました。その機長が、Palmが生まれた歴史、日本で発展した歴史を掘り下げた名著が「Project Palm」です。
そして、機長のインタビュー記事が公開になっています。
機長は顔出しNGだったのですが、インタビューでは顔出ししていますね。ある意味感動しました。
PDAと共に生きた時代、Palmに、そして、それを支えたユーザー達に感謝です。